先日、新造船「カランセ奥尻」の初来訪をお伝えしましたが、出会いあれば別れあり・・・ということで、平成11年から18年間、奥尻航路を繋いでくれたアヴローラ奥尻が2017年4月30日の運航をもって勇退となりました。
18年の長い間、生活物資はもちろん、島民の夢や希望、笑顔、そして時には悲しみも運んでくれたことと思います。
着岸後、勇退セレモニーも行われ、観光協会長の挨拶の後、船長機関長へ花束贈呈が行われました。
「お疲れ様、そしてありがとう!」という気持ちでいっぱいです。
【運航最終日に奥尻港へ入港するアヴローラ奥尻の雄姿】
そして、翌日。
5月1日、待望のカランセ奥尻就航の日です!
出発前の早朝6時過ぎ、就航記念セレモニーが行われたのですが、太陽も就航を祝うかのように、晴天に恵まれました。
運航代表者挨拶の後、テープカット・くす玉開披が行われ、会場には多くの町民も駆けつけ、島名物の紙テープで初運航を見送りました。
アヴローラ奥尻からのバトンをしっかりと握り、これから長く奥尻航路を繋いでいってほしいと思います。
また、初就航を記念したウェルカムイベントも実施されましたよ~!
この日来島された方々には、島のお母さん方の手作り「紅白もち」にカランセ奥尻就航記念缶バッジをプレゼントいたしました。
運航初日の奥尻着岸時にも、多くの町民が駆けつけ来島されたお客様をお出迎えしました。
その後、15:45頃からはフェリーターミナル横の公園広場において、ウェルカムイベントが行われました。
オープニングは、奥尻小学校児童による、よさこいソーラン演舞!
そして、奥尻特産アワビの煮つけ、奥尻ワイン、奥尻の地酒を振る舞いさせていただいたほか、特産品が当たる抽選会も行われました。
【ふるまいコーナーは大盛況デス!】
【お楽しみ抽選会の様子】
また、江差町、せたな町でもそれぞれ歓迎の催しが行われておりました!
こうして、無事に初日の航海を終えた、カランセ奥尻。
これからご旅行を計画されている皆様、新しくなったフェリーで快適な船旅をお楽しみいただけますので、ぜひ奥尻島へ遊びにいらしてください!