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2017年05月18日

北海道指定有形文化財 「青苗遺跡」 出土品展示~奥尻が歩んだ時代(とき)が歴史を伝える~

皆さん、こんにちは。いつもブログを見て頂きありがとうございます。

この度、奥尻町海洋研修センター内にて、北海道指定有形文化財に認定された「青苗遺跡」の出土品が展示されています。

奥尻島内では、「新羅之記録」 「青苗砂丘遺跡」に次いで3例目になるそうです。

また、考古遺物としては初めての認定になりました。

この「青苗遺跡」については、珍しい事に「縄文時代」と「擦文時代」の複合遺跡だそうです。

発見された「青苗遺跡」は、擦文時代の後半に位置しています。

この「擦文時代」とは、7世紀~13世紀頃まで続いた北海道特有の文化になります。

また、「東北地方」や「律今国家」の影響も受けながら築かれて行きました。

その一方で、9世紀頃から南下してきた北方民族の「オホーツク文化」と融合しながら引き継がれている部分もあるそうです。

この遺跡からは、「擦文土器」と、漁業に使用した「骨角器」が発掘されています。

「擦文土器」とは、土器の表面をヘラ等で整えて作られた土器で、ヘラ等で擦るようにするところから「擦文」と言うそうです。

「擦文土器」にはまだ秘密があり、ひっくり返し底を見ると「刻印」が見られます。

この「刻印」は、日本沿岸の集団に共通している物で、その解釈としては持ち主の「祖印」と言われています。

漁業等に使用していた「骨角器」は、鉄器と組み合わせて使用されていたそうです。

「骨角器」を利用して捕獲されていたのは、「ニホンアシカ」や「アワビ」等が捕獲されていましたが、その後「ニホンアシカ」は乱獲が影響して絶滅危惧種(CR)に認定されています。

私の話だけでは伝わらない事だらけですが、奥尻島は北海道や本州の文化が融合し、独自の文化を築き上げてきたのでしょう。

見学は無料ですので、観光がてらに来てみてはいかがでしょうか。

私のおススメは、夏休みの課題にするのも良いかも知れません。

皆さんのご観覧を心からお待ちしています。

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