1993・7.12北海道南西沖地震 震災20周年鎮魂行事
7・12日 北海道南西沖地震から20年。これまで震災後1年や5年、10年などの節目に
町として198人の犠牲者の慰霊と再生を誓う式典を主催してきましたが、20年の今年で区切りを
付けました。今年で式を最後にする理由については、過去を振り返らずに島の未来に向かう契機としたい
と、奥尻町長の前向きな姿勢からきています。
最後の鎮魂行事という事と、震災から20年目という事から今回用意したキャンドルは2000本。
今年は2000本のろうそくで時空翔前にメッセージを灯しました。
メッセージは「20 海あれど 風こえて ふるさとに今」
その他の行事では、慰霊碑献花、麻生 直子さんの鎮魂詩・朗読、鎮魂コンサートや灯ろう流し、
ほたる(300匹)を放したり、2000本の線香花火を参加者全員で行われました。
主催の「時空翔を灯す会」では、平成16年から震災・津波で犠牲になった方達への鎮魂として、時空翔に
キャンドルを灯し続けています。
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北海道南西沖地震から20年、島民が一丸となって尽力し復興を果たしました。
だからこそ奥尻島は東北の被災者の方たちの希望にならなくてはいけないのです。
大津波・大地震の経験者として、東北の被災者達になにができるのか、これから先も一緒に復興までの道のりを歩み
全力で応援していくことを強く強く心に誓った20周年鎮魂行事でもありました。。。
災害はいつ起こるかわかりません。忘れた頃にやってくるものでもありません。今日・明日起こっても
おかしくないのが災害です。
つぎは我が身という気持ちを常に意識し、防災意識を高め日々過ごしていくことが大事ですね!
このキャンドルに込めた祈りがみなさんに届きますように・・・・・・。